寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」を知っていますか?
日本ではすっかり数少なくなってしまった、定期寝台列車の生き残りだそうです。
おかめは実は「寝台列車マニア」。これまでに、タイ、インド、ベトナムでの乗車経験あり!寝ている間に移動ができる&コスパの良さ&非日常感にハマりました。それなのに、日本では夜行バスしか乗ったことないな〜と。
今回はそんな寝台列車マニアの私が、思い立って「サンライズ瀬戸・出雲」に乗ってみたときの事を書きます!弾丸旅でした。
列車の詳細については、他の方の記事に詳しくありますので、ここでは省かせていただきますね。ちなみに乗車運賃は新幹線で姫路→東京で行くよりも3000円ほど安いだけです😆
「じゃらん」の記事がかなり簡潔で分かりやすかったので、オススメです。
「サンライズ瀬戸・出雲」を知ったきっかけは、YOUTUBEのオススメにでてきたこと。
新幹線よりも若干やすく、フルフラットで寝られること、個室もあることが良い!という紹介がされていて、気になっていました〜!!
個室も、本当に一度は乗りたいものです!
今回は、「姫路▶︎東京」間を、一番お手頃プライスの「のびのびシート」で移動した時の感想と写真を紹介させていただきます。
かなり緩めのレビューですが、これから「サンライズ瀬戸・出雲」に乗ってみたい方は必見です。また、女性目線で書かれた記事もなかなか少ないと思いますので、是非最後まで読んでみてくださいね〜✔︎
▽タップできるもくじ
「サンライズ瀬戸・出雲」予約の方法
まず第一関門。列車の予約です。
予約の方法がなかなか複雑に感じましたが、私は出発1週間前にネット予約ができました。
日曜の夜の上り線で、空いていたのか??もしれません。ラッキーなのか??
「JRおでかけネット(e5489)」からネット予約が可能でした。
ちなみに空席情報を見るのに、会員登録が必要だったと、、、。
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/campaign/sunriseseto_izumo/form.html
細かい席の指定などは対応していないそうで、みどりの窓口に行く方が便利そうです。どちみち乗車前に切符受け取りも必要ですので、、!
※姫路駅から出発の場合、「みどりの窓口」の営業終了後の発車になるため、事前に切符受け取りの時間が必要なことを考えて予定組んでくださいね。
個室など細かいシートの予約に関しては緑の窓口に行った方が良さそうです〜。1ヶ月前の午前10時から予約取れます。
「サンライズ瀬戸・出雲」、いざ乗車当日
1週間前にオンライン予約、事前に「緑の窓口」にて切符を発券済みだった私は、23時33分姫路駅発の「サンライズ瀬戸・出雲」を目指して、姫路駅に23時10分頃到着。
電車は5分ほど遅延して前の停車駅を出発しており、姫路駅到着も5分ほど遅れているとアナウンスがありました。
なんせ乗ったことないので終始キョロキョロ、ワクワクしながら自分の乗る、のびのび座席の入り口を探しました〜。旅のこんな時間が好きです。
待ち時間に駅構内で切符チェックされる
コロナ対策なのか、駅で列車の到着を待っている間に、駅員さんが切符確認・印鑑押しに回られていました。これで車内での乗車券チェックがないとのことです。
乗ったらすぐゆっくりできていいですね。
大体他の皆さんも、発車時刻の15〜20分前には待機されていましたよ〜。
「緑の窓口」で聞いてみたところ、特に何分前集合とか、ないんだってさ〜〜。
「サンライズ瀬戸・出雲」到着!!乗車する。
23時39分ごろ、6分ほど遅れて列車が到着。
乗車すると、間もなく発車していました。ギリギリの到着はしんどいです。控えましょう。
それでも11月中旬の深夜の駅はなかなか寒かった〜!乗車前にすこし冷えましたので、これから寒くなってから乗られる方は気をつけてくださいね。冬場はカイロやホットドリンクが手元にあった方が安心かも。
「のびのび座席」へ、いざ乗車!
列車到着し、のびのび座席へ!!
乗車時間は一瞬だったので、ほぼ写真撮れず😅のびのび座席の通路もかなり狭いので足早に自席に向かいました。
車内は2段ベッドスタイル。
履物は脱いでください。靴は地べたに直置きスタイル。気になる方はビニール袋など持参し、自席に持ち込みしましょう。
もう乗車した瞬間に23時半を超えており、眠気も来ていた私は、そそくさと就寝準備をはじめました。本当は車内見てまわったりする余裕が欲しかった🤣
のびのび座席の全貌はこちら!
自分のスペースからの眺めはこんな感じです。
開放された感じはありつつも、背もたれ横の仕切りのお陰で隣の乗客とのプライバシーは最低限守られている。
右隣の方はすでに爆睡されてましたが、ラッキーなことに左隣が空席でラッキーでした🤞
調光と空調のコントロールもできる
明かりと空調のコントロールもこのとおり!
プラスで窓のカーテンと、足元のカーテンが使用できます。
寝具の備え付けはこれだけ!
のびのび座席は、あくまで座席であり、ふかふかのベッドとは程遠いものですが、毛布と枕カバーの寝具アメニティはありました。
この2点と自分で持ち込んだものをいかに活用して快適に過ごすかが鍵です。この記事を参考に色々考えて快適にご乗車いただけると、嬉しいです😊
スーツケース置いてみたらこんなになった。
私は身長160以下なのでギリギリおさまりましたが、身長使い方はこのように、足元にスーツケースを持ち込むと辛いかもです。
就寝準備をそそくさ整えて、眠りにつきました。🌟
そして、朝がくる
窓側カーテンをうっすら開けていたので、朝が来ると明かりで目覚めました。
これぞ列車の旅の楽しみ😍
さらに一眠りすると、都会に来ていました。
通勤客と目が合いそう??🤣
そして無事に東京へ。。。!旅の終わりです。
「のびのび座席」に乗車するとき、あるといいもの
雑魚寝シートに一泊して、最低限用意した方がいいと思うものを、女子目線でメモします!
これは最低限、ミニマムなので、本当に快適に睡眠を取りたい方には向かないかもしれません。本当によく寝たい方は、「寝袋」「マットレス」「耳栓」「掛け布団になるもの」「枕」など、フル装備で一式寝具が必要です。
それぐらい、カーペット席は柔らかくはなかった、ということで、、、。大袈裟かもしれませんが、列車が激しく揺れるたび、腰が痛く感じるほどでしたよ〜(笑)
まあ、本当の快適さを求める方は、是非、課金して個室などを予約してみてくださいね〜。
イヤホン
隣でお休みになられる方の、イビキがかなりのものだったため、イヤホンで音楽を流しながら寝ました。持ってて助かった。なかったらしんどかったな〜
この耳栓良さそうだから次の移動に使いたいな〜。
充電器
「のびのび座席」にはコンセントがないので、充電が気になる方はマストです。
私の場合は、乗車が23時30分を過ぎており、かなり眠かったのですぐに寝てしまいました。結果、充電器は使用せず済みました。
到着してからの移動をバリバリされる方はぜったい必須ですね!
ナイロン袋
これは個人的にあってよかった〜。
「のびのび座席」は、脱いだ靴を狭い通路に直置きのため、人に踏まれたり、無くなったりする心配があると、私は個人的によく眠れません!!笑
なのでナイロン袋に脱いだ靴を入れて、自席に持ち込みしました。助かった。
使い捨てスリッパ
履いてきた靴を自席に保管しておいて、なくなってもどうなってもいい、使い捨てスリッパを車内で活用!(私は夜行バスでもらったものの使用しなかったものを持ち込みしました👌)
乗車中にお手洗いに行きたくなったとき、パッと履いて行けるので便利でした。
一度だけしか使用しませんでしたが、私が履いていたのがブーツだったため、脱ぎ履きの煩わしさから解放されてよかったです。貧乏旅の移動にあると便利。足のリラックスは大事ですから。
除菌ティッシュ
寝る前に、除菌ティッシュでリフレッシュ。
乗車して、席に着くまでに色々触ってしまいますが、これだけでリフレッシュして眠りにつけました。手を洗うために洗面所に行く手間もなし、とにかく眠かった私は持ってて安心のアイテムでした。
荷物にならない個包装タイプが役に立った!
席の気になるところの除菌にもいい。
膝掛け・ブランケットまたは大判のストールやマフラー
女性なら特に、自分がすっぽり隠れてしまうほどの大判のものに包まって寝るのが、安心ですし、冷えない。
私は大判のマフラー兼ストールで乗り切りました!
こんな感じのサイズ感のものだとかさばらず、体を包んでくれるので便利!
薄手で大判のものが良いです。
また、車内は真っ暗でもないので安全ですが、逆に暗くないと眠れない方は全身隠れるサイズで真っ暗で寝てください。私は、蒸気アイマスク持ってていい感じの暗さにしました。
いつも使っているめぐリズムの蒸気マスク。アマゾンで大容量タイプがお得でした。
列車内は思ったより寒くなく、よかったのですが、おそらく夏場は冷房で車内が冷えるかもしれません。夏場でも寒さ対策グッズは用意した方がいいかもです。
ちなみに東南アジアの新台列車は極寒でした!!特にタイは酷かった覚えが、、、
枕になるものを何かしら用意
ご存知の通り、席は硬いので、頭に何かは欲しいです!!
枕でなくても、高さの出る服とか、タオルとかでもいいかもしれません。
「のびのび座席」には、枕こそありませんが、枕にするものを包むような、リネンがついてました。
工夫次第で快適に過ごすことができるので、乗車前に色々考えながら準備するのも楽しいですね!
寝台列車の旅のメリット
第一のメリットは、寝台列車の非日常感ではないでしょうか??
その次は出発時間が遅いので、現地でゆっくりとフルで過ごせること。
足を伸ばしで快適に移動できることですね。
交通網の発達により、寝台列車は日本から消えつつあるようので、是非一度は「サンライズ瀬戸・出雲」に乗ってみてください。新たな発見になるはずです。